社員インタビュー
クラアントの成功と事業の長期的存続のために
Head of Deliveryの重要な役割
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ルイス チェン(Louis Chen)
2018年、エンワールドRPO事業部(enPower)入社。 RPO Head of Deliveryとして、クライアントアカウントにおける採用サービスの提供と管理を担当。採用プロセスが円滑かつ効果的に実施されるよう努めるとともに、クライアントとRPOチームの主要な窓口として、リソース、スケジュール、予算を管理しながらクライアントの満足度向上に取り組む。
- 現在の仕事内容を教えてください。
私はRPO事業部(enPower)でHead of Deliveryを務めています。 RPOとはリクルートメント・プロセス・アウトソーシングの略で「採用代行」という意味になります。 私たちはクライアントの人事部門や人材獲得チームの延長として機能し、ソーシング、スクリーニングからオンボーディングまで採用サイクル全体を管理します。RPOは大量採用、専門職採用、グローバル人材獲得戦略など、特定のビジネスニーズに合わせてカスタマイズ可能です。
私は、 Head of Deliveryとして、企業に代わって採用サービスを統括し、採用プロセスがスムーズかつ効果的に進むよう調整する役割を担っています。具体的には、クライアントとエンワールドの窓口として、リソース、スケジュール、予算を管理しながら、クライアントの満足度の維持に努めています。それに加え、プロジェクトの範囲内でクライアントの人材戦略に沿って採用目標がスケジュール通りに達成されるようにすることが主な役割となります。
そのほかにも、クライアント企業へ常駐するオンサイトメンバーのパフォーマンスと成長を最大化するため、RPOにおけるピープルマネージャーとしても活動しています。私たちの目標は、採用の質の向上、採用までの時間の短縮、候補者エクスペリエンスの向上、採用コストの削減によって、人材獲得を最適化することです。
- エンワールドに入社した時期とそのきっかけを教えてください。
私は2018年7月にエンワールドに入社しました。今年で7年目になります。PROを設立した親しい友人2人に誘われたことが入社のきっかけです。
日本で有数の人材紹介会社であるエンワールドには、以前から興味を持っていましたが、当時、前職で社内のタレントアクイジションを担当していた私にとって、転職の決断は簡単ではありませんでした。 しかし、エンワールドで複数の業界での経験を積み、採用戦略を学び、より多くのクラアントとの関係を築くという挑戦をしたいと思い、最終的にオファーを受けることにしました。
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- RPOのHead of Deliveryとして、心掛けていることは何ですか?
私が優先的に取り組んでいるのは、クライアントの管理、チームリーダーとしての役割を果たす事、そしてビジネスの整合性を図ることです。
クライアント管理においては、明確なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、ニーズに合わせた採用ソリューションを提供することで、満足度の向上に努めています。そのため、定期的にクライアントとコミュニケーションを取り、強固な関係を築くことが欠かせません。
これを実現するためには、チームに適度な仕事の裁量を与え、成長の機会を提供することでチームを活性化させること。そして、共通の目標達成にむけて協力体制を促進する形で、リーダーシップを発揮することが重要です。 さらに、日々の業務にエンワールドの価値観を反映させ、継続的な改善に取り組みながら長期的な目標を追求することで、ビジネスの整合性を保つことができると考えています。
- 業務でどのようにイノベーションを実現しているか教えてください。
クライアント先で実践しているイノベーションがいくつかあります。AI、自動化、データに基づくインサイトを介してテクノロジーを活用することで、採用プロセスを最適化しています。
採用戦略をカスタマイズし、オンボーディング支援やクライアントブランディングなど付加価値のあるサービスを提供して、クライアント中心のソリューションに重点を置くこともその一つです。
それ以外に、新しいアイデアを積極的に試し、コラボレーションすること、アジャイル手法を採用すること、新しい視点をえるために社内外の協力体制を促進することも重要だと考えています。
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- エンワールドのRPOの魅力はどこにあると思いますか?
エンワールドのRPOの魅力は、他のメンバーと密に働き、共に成長できるところです。メンバーには、クライアントに優れた顧客体験を届け、採用における長期的戦略パートナーになるというビジョンを共有しています。
また、エンワールドのRPOは日本の専門知識とグローバルベストプラクティスを融合させ、各クラアントのユニークなニーズに合わせ、高度にカスタマイズされた採用ソリューションを提供する点で際立っています。
RPOは、クライアント第一の文化、データに基づくプロセス、優れた候補者体験を重要視し、最適な人材配置を的確かつ効率的に実現しています。さらに、ワークフォースプランニングやエンプロイヤーブランディングを含むEnd to endのサービスを提供し、クライアントと戦略的なパートナーシップを構築することで、長期的な成功を目指しています。
- エンワールドで特にやりがいを感じた瞬間や、今後の展望について聞かせてください
これまでで一番やりがいを感じたのは、オンサイトリクルーターからHead of Deliveryになるまで成長できたことです。1年以上、クライアントのニーズに応え、その後、マネージャー職から現在のポジションに昇進と同じ組織の中で徐々に責任範囲を広げていくことができたことをとても嬉しく思っています。
将来的には、組織としてのビジョンをより戦略的に練り上げ、事業の持続可能性を確保したいと考えています。同時に、各クライアント先でチームメンバーが離れて勤務していることが多く、全員が一堂に会するのが難しい状況を改善するため、さまざまな取り組みに参加し、チームのつながりを強化していきたいと思っています。
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- 将来、 RPOビジネスにおいてチャレンジしたいこと はありますか?
一言で言えば、RPOビジネスを単なるアウトソーシングモデルからコンサルティングモデルへと変革したいと考えています。優秀な人材の採用にとどまらず、タレントブランディングやマネジメント、さらには多様性、包括性、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取り組みなど、クライアントパートナーとより深く関わり、貢献できる体制を目指していきたいと思います。
- ※2024年11月現在の内容です
- Career Overview
- 前々職~前職
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RPO事業部 シニアオンサイトリクルーター
4年間中国のHPに勤務。その後ITコンサルティング企業に転職し、RPOと社内採用担当の経験を積む。 2018年、オンラインの旅行代理店で社内採用担当として勤務。
- エンワールド 1年目
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RPO事業部 シニアオンサイトリクルーター
グローバルテクノロジー企業の採用担当として複数の事業部門のプリセールスとアーキテクト職を担当。
- エンワールド 2年目~現在
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RPO事業部 プロジェクトマネージャーから Head of Deliveryへ
クライアントの人材戦略に基づき、スケジュールや予算を管理しながら採用目標を達成する業務を担うだけでなく、RPOメンバーのパフォーマンスを最大限に引き出し、その成長を促進する取り組みも行っている。