社員インタビュー
クライアント企業と信頼関係を築きながら
ビジネスパートナーとして共に歩んでいける醍醐味
小関 悠里 (Yuri Ozeki)さん
2021年にエンワールドRPO事業部(enPower)に入社。前職の経験を活かしながらオンサイトリクルーターとして企業の採用に関わる包括的なソリューションを提供。現在は、Business Development & Implementation Consultant(新規開拓・RPO導入コンサルタント)として新規クライアント企業の採用課題抽出、RPOサービスのご提案、RPO市場拡大のための周知活動などを行っている。
- 現在の業務、仕事内容を教えてください。
入社後はRPO事業部(enPower)のオンサイトリクルーターとして企業に駐在しながら、通常採用業務に加えて、採用プロセスの最適化、コンサルティング等の包括的なソリューションを提供する立場にいましたが、現在は Business Development & Implementation Consultantとして働いています。
具体的には、RPOのニーズがある企業、またはRPOを検討いただいている企業にアプローチし、状況把握から、採用課題の抽出、課題解決のための戦略のご提案、RPOサービスを立ち上げるまでの一連の流れをご支援しています。また、一部の既存企業のステークホルダーとのリレーション構築、採用プロセスの立ち上げや改善、現状分析と解決策の立案を含めた採用戦略の提案などクライアントマネジメントも担当しています。
- エンワールドに入社した時期とそのきっかけは何ですか。
2021年3月に入社しました。前職では人材コンサルタントとして人材紹介会社に6年ほど勤務していました。採用関連で何か新しいことに挑戦したいと思い、キャリアアップとして企業内のタレント・アクイジション(以下TA)を含め、あらゆる可能性を模索しながら転職活動をしていました。TAポジションでいくつかオファーをいただきましたが、正直どの分野が自分に向いているのか判断ができずにいました。そこで、自分の得意分野を知るという意味で、多様な経験が積めるRPOの道を選ぶことにしました。
数ある企業の中で、エンワールドには柔軟にキャリアの選択ができる土壌があり、また、人材紹介として強いビジネスを持ちながらRPOとしての評価も高いという点に惹かれ、入社を決めました。人材紹介側と密に連携することにより、お客様に提供できるサービスの幅が広いことに加えて、マーケット情報もいち早く入手できる強みを持っていると感じています。
- RPOオンサイトリクルーターからBusiness Developmentにチャレンジすることにした背景と取り組んだことについて教えてください。
RPO事業部でオンサイトリクルーターとして働いているうちに、自分たちのノウハウや知見を企業に還元していきたいという思いが強くなり、採用戦略や採用企画などの上流工程に携われるBusiness Developmentに興味を抱いたことがきっかけです。
それまでは、クライアント企業の採用マネージャーに採用のプロとして採用の進め方などを提案する立場でしたが、HRやTAマネージャー、APACのHRリーダーなど、採用を熟知している方々と関わるようになったことで、採用とビジネスの結びつきなど、最初は学ばなければいけないことがたくさんありました。RPOサービス導入による採用の成功はもちろん、クライアント企業のビジネスを発展させる提案が出来るよう人材紹介部門の各チームマネージャーとミーティングを持ち、さらにクライアント企業の打ち合わせに同席するなどして、知識の吸収や理解を深めることに意欲的に取り組んでいました。
語学に関しては、上司がクライアント企業とミーティングをする際に同席し、ミーティング内での英語の言い回し、進め方などを習得しました。 実はエンワールドに入社するまで、実務として英語を使うことはありませんでしたが、外国籍のメンバーが多く英語に触れられるという機会を存分に活用し、英語力も伸ばしていきました。英語を使って仕事をしたいと思う方には、英語と日本語が使えるため、とても恵まれた環境だと思います。
- エンワールドのRPOの魅力は何ですか。
リクルーターとしても、ビジネスパーソンとしてもクオリティーが高いと常々感じています。
やはり、人材紹介サービスからマーケット情報や業界トレンドを聞いて、スピーディーに対策を打てる点が他企業との大きな違いです。 加えてRPO事業部は7割がバイリンガルのため、外資系企業への対応もスムーズに動けるスピード感があります。
その他にもリクルーティングの知見を持った経験者が多いため、クライアント企業の課題を見つけるのが早く、それに対する改善の提案内容にも高評価をいただいています。
部門内の横のつながりも非常に強固で、自身のプロジェクト以外のメンバーとのコミュニケーションも活発に行われており、日々情報交換や、ベストプラクティスの共有を行っています。プロジェクトをフォローする体制も整っているため、帰属意識を持ちながら業務に励むことが出来る点もRPO事業部の大きな特徴の一つです。
- エンワールドでのやりがいや成長について教えてもらえますか。
APACのHRリーダーや日本の大手企業の取締役の方々と膝を突き合わせてディスカッションする機会があることに大きなやりがいを感じています。彼らの求める目線で話が出来るように、企業情報、マーケット情報、人材紹介側から見た課題点などを事前に準備することを大切にしています。
時には、クライアント企業の考える課題と私たちが考える課題が異なるケースがあります。なかなか採用がうまく進まない状況の時にはクライアント企業の採用を担当している組織だけでなく、実際に採用を行う部門にも協力いただき抜本的な見直し、プロセスの変更などをご提案させていただきます。その結果、採用がスムーズに進み、「このような取り組みもやっていきたい」というな新しい試みへのご相談をいただくこともあります。相談をいただけた時は、クライアント企業と信頼関係が築けたと実感でき本当にうれしいです。
- RPOのBusiness Developmentで心がけていることは何ですか。
クライアント企業とオンサイトメンバーの双方がwin-winとなるプロジェクトになるように心がけています。どうしたらパフォーマンスを発揮できるのか、どんな状況だったらクライアント企業に良いバリューを提供できるのか、そういったことを事前段階でかなり意識しながら仕事を進めています。
また、取得した情報から想定できる課題をクリアにしていくように努めています。課題が何かを何度も話し合い、解決策を一緒に考えていきます。エンワールドからの提案で企業に新しい視点を提供できるようにしています。
- RPOの今後の展望について教えてください。
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ここ数年でRPOのマーケットが大きく変化していると感じています。ニーズの幅が広がり、企業のRPOに対する期待値が一段と高まってきています。企業がより高いサービスを求めるようになってきたからこそ、エンワールドがこれまで蓄積してきたノウハウがますます重宝される状況になってきています。
時代の流れとともに日系企業が中途採用の仕組みを変えるなど、グローバル化が顕著になってきました。エンワールドが外資系や日系グローバル企業へ25年に及ぶ人材紹介の実績を持ち、その知識や経験を還元できるのは大きな強みだと思います。その強みを活かしながら私たちがRPOとして企業へ新たな風を呼び込む契機になれたらと思っています。
- ※2024年6月現在の内容です
- キャリアサマリー
- 前々職~前職
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メーカーの営業から人材紹介会社の人材コンサルタントへ
新卒で日系のメーカーSlerに営業職として入社。コピー機やPC、パッケージソフト、基幹システムなどを活用したITソリューションサービスの販売に従事。営業としてさらにビジネスに直結するものを提案したいという想いから、人材業界へ転職。 日系の大手人材紹介会社で約6年人材コンサルタントして経験を積む。
- 入社1~2年目
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RPO事業部 オンサイトリクルーター
採用に関してより深く経験を積みたい、自分の強みを見つけたいという気持ちからエンワールドに入社。RPOオンサイトリクルーターとしてクライアント企業での採用業務に従事。日本の採用だけでなく、海外子会社の採用活動にも携わる。
- ~現在
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RPO事業部 Business Development & Implementation Consultant
新規のクライアント企業の採用課題抽出、RPOサービスのご提案、RPO市場拡大のための周知活動などを実施。 既存のクライアント企業のクライアントマネージメント業務にも携わる。