社員インタビュー
チームワークとシェアを大切にする企業文化の中
シニアキャンディデートアドバイザーとして人に寄り添う
藤浪 百花 (Momoka Fujinami)さん
2017年にエンワールドに入社し、人事部や営業部で約5年間活躍。その後、大手外資系IT企業にて採用担当として経験を積み、2023年にエンワールドへ再入社。シニアキャンディデートアドバイザーとして数々のアワードを受賞するなど成果を上げながら、新卒研修やソーシングの指導にも積極的に取り組む。
- 現在の業務、仕事内容を教えてください。
BtoB部門のシニアキャンディデートアドバイザー(以下SCA)として、主に転職希望者の全般的なサポートを担当しています。SCAは営業事務ではなく、転職を考える方々のソーシング業務を行っています。ソーシングとはスカウトサイトなどに登録をされている方へのスカウトアクションや企業側からいただいた情報などでヘッドハンティングを実施することです。すぐに転職を希望せず、情報収集だけを望む方々に対しては、中長期的なキャリア形成のためのフォローアップをしています。
時にはクライアント企業のミーティングにも同席し、企業の求める人物像を理解した上で、社内の人材コンサルタントと協力し、企業が希望する候補者と転職希望者のマッチングを行います。また、転職希望者の流入など市場の詳細な状況を把握し、クライアント企業に要件などを説明するのは、人材コンサルタントよりもSCAの仕事になります。
そのほか、社内では新入社員研修も担当し、ソーシングスキルの指導やアドバイスを行っています。
- エンワールドに入社してから再入社されるまでのキャリアヒストリーをお聞かせください。
2017年に人事部の新卒採用担当として入社しました。入社前は、他の人材紹介会社で求人広告の営業をしており、「採用の根本にもっと関わりたい」という想いがありました。当時、同期だった方がエンワールドに先に入社しており、その方の紹介がきっかけで私も入社することになりました。
当時の新卒採用チームは私ともう1名の合計2名でした。社長直下のポジションで、英語でのコミュニケーションが必要な環境かつ業務未経験だったこともあり想像以上に大変でした。毎日、目の前の仕事に全力で取り組みながら、営業での経験を活かして積極的に社内のメンバーと交流し、自分から関わることを心がけました。その後、チーム編成が変わり、中途採用にも携わることになりました。
人事部に所属していましたが、自分が人材コンサルタントに携わっていないもどかしさをずっと感じていました。そうした状況の中で、ある方からの勧めにより人材コンサルタントに対する関心が高まり、さらに社内でロールモデルにしていた方からBtoB部門に誘われたこともあり、人材コンサルタントとしてBtoB部門へ異動しました。私にとって、この異動は半導体業界など全く経験のない分野への大きなチャレンジとなりました。転職希望者との面談に同席したり、展示会に足を運んだりしながら経験を積み重ねていきました。人材コンサルタントとしてのキャリアを築いたのち、キャンディデートアドバイザーを経て、SCAのポジションに就きました。
その後、一度エンワールドを退職し、大手IT企業で人事経験を積みました。しかし、その転職を通して、エンワールドが転職希望者に寄り添いながら人材紹介業を行っていることの重要性を改めて実感しました。社内人事では携わることができない、「転職」や「入社後活躍」という大きな転機や中長期的な支援にまた関わりたいと思い、SCAとして再入社をしました。
- SCAという仕事の面白み、やりがいは何でしょうか。
SCAはエンワールド独自のポジションであり、よりフラットな第三者の視点から転職希望者の強みを発見し、 その強みに沿ったご提案をさせていただける立場であることが魅力です。また、自身の転職経験を活かし、転職希望者と深く関わることで、その方の人生に大きな変化をもたらす機会を作れることに喜びを感じています。
そのほか、SCAは社内の新卒・中途入社の社員向け研修も担当しています。エンワールドで2024年大規模な新卒採用を実施し初めて新卒社員を迎えたのですが、試行錯誤を重ねながら人材紹介業の基本をわかりやすく解説する研修を実施することができました。研修担当は学ぶことが多いため今後のやりがいにもつながっています。
- SCAとして常にトップクラスのソーシング成果を上げ続けていますが、その秘訣や意識されていることについて教えてください。
いかにコンサルタントと一心同体になって動けるかが大切なので人材コンサルタントと同じ目線を持ちながら、チーム全体の成功を考えることを意識しています。ただ単に目の前の仕事をこなしていくのではなく、中長期でのチーム戦略を意識しながら業務に取り組むことが大切だと感じています。
転職希望者とのコミュニケーションにおいては、24時間365日稼働している気持ちで素早い対応を心がけています。自分が転職した際も、早いレスポンスをいただくことが安心感につながりました。また短期的ではない中長期的な視点でのキャリアサポートを約束し、それを実践することで信頼関係を築いています。
さらに、チームメンバーのケアも重視しています。なかなか結果が出ず、困難な状況にあるメンバーには、単に「頑張れ」と声をかけるのではなく、寄り添いながら、気持ちが前向きなってもらえるような声かけを心がけています。常に明るくポジティブな姿勢で接し、一人で悩みを抱えるのではなく、気軽に相談できる雰囲気を作りたいと考えています。
- エンワールドの魅力は何ですか。
エンワールドの最大の魅力は「人」にあると感じています。 社員同士の強いチームワークとシェアの文化こそが、エンワールドの強みです。難しい状況や課題に直面したときも、社員同士が情報を共有し合い、サポートし合って乗り越えようとする文化が根付いているため、公私ともに良好な関係を築けています。
特に最近では、会社のミッションやコアバリューに対する社員間の共有意識が一層強まっており、より安心して働ける環境が整ってきたと感じます。このような心理的安全性の高さも、エンワールドの大きな強みだと思います。日々、業務に追われることもありますが、「チームメンバーがいるから頑張れる」というように、仕事上の関係を超えた「人」としてのつながりがあり、個人の成果だけでなくチーム全体の成功を目指す文化が、モチベーションに繋がっています。
- 今後の目標を教えてください。
BtoB部門でのプレイヤーとしての仕事は魅力的で、他には代えられないものがあります。今後もプレイヤーとして活躍しつつ、SCAだけでなく新入社員や未経験の中途社員の研修にも携わりたいと考えています。現場で培った経験を活かし、より具体的で実践的なプログラムを作成し、メンバーの知識やスキルの向上に貢献していきたいと思っています。
- ※2024年7月現在の内容です
- キャリアサマリー
- 前職
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人材紹介会社 求人広告営業
主に外資系や日系グローバル企業へ求人広告枠の提案営業を行う。
- 入社1~2年目
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人事部 新卒中途採用担当
採用イベントの企画、運営から、自社採用のヘッドハントミーティングなどを実施。
- 入社3~5年目
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BtoBからTech/Con部門へ
営業部に異動。キャンディデートコーディネーター、人材コンサルタントを経てSCAとなる。SCAとして年間トップソーサーを獲得。
- エンワールド退職~再入社
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大手外資系IT会社 採用担当
複数部門のビジネスサイドポジションの採用に従事。並行して部門横断型のPM採用担当としてヘッドハンティングやカジュアル面談を実施。その後、エンワールドに再入社し現在に至る。