社員インタビュー
クライアントと同じベクトルを持ち
可能性を想像し未来への橋渡しを担う仕事
石川 千愛 (Chiaki Ishikawa)さん
2021年にエンワールドRPO事業部(enPower)に入社。会社規模、日系外資問わず、様々なカルチャーの中で採用活動のプロフェッショナルとして働く経験を重ねながら、採用の面から企業の支援を行えるRPOの仕事に真摯に取り組んでいる。
- 現在の業務、仕事内容を教えてください。
RPO事業部に所属しています。RPOとは、Recruitment Process Outsourcingのことで「採用代行」という意味です。主な業務としてはクライアント企業に駐在し、採用プロセスの最適化、アウトソーシング、コンサルティングといった包括的なソリューションを提供しています。また、採用におけるプロセス改善やマーケット情報の提供、経営層への提案まで実施しています。
- エンワールドに入社した時期ときっかけは何ですか。
2021年1月にエンワールドへ入社しました。前職では人事(採用担当)をしており、そこでRPOを導入していました。RPO業務をそばで見る機会があり、常に最新の業界動向やトレンドを把握できること、企業にとってどういった人材が最適なのかを中立的な立場で見極め、企業と転職希望者の双方にプラスになるアドバイスができる仕事であると感じ、私もそういった仕事をしたいと思いました。
また、私がまだ小さい頃、海外出身で日本へ移住した母親が、慣れない環境の中で仕事探しに苦戦するのを見ていました。母と同じように海外から日本に移住した人たちに何かできることはないかと考えた際、エンワールドであれば外資系企業やバイリンガルに特化した転職支援をしているので、私にも転職希望者の気持ちを理解しながら出来ることがありそうだと感じたため、エンワールドへ入社しました。
- RPO事業部はどのようなチームですか。
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私のRPOとしての最初のキャリアは、エンワールドに入社してから始まりました。RPO事業部では支援しているプロジェクトや事例が多いため、メンバーと話すたびに多くの学びを得らると同時にサポートを受けながら働くことができています。
例えば、RPOは採用プロセスの最適化やコンサルティングといった包括的なソリューションを提供するため、業界知識などをまず把握しなければなりません。
以前、未経験業界のプロジェクトに携わったことがあるのですが、経験のあるメンバーが快くティーチバックをしてくれ、迅速に結果をだせたことがありました。高い知識やスキルを持つメンバーがそのノウハウを共有し合い、常にクライアント企業への貢献を考えるカルチャーの中で働けている事に感謝しています。
また、プロジェクトをベースとした働き方になるので、クライアント企業先に常駐し、所属元とは疎遠になりがちになると思われるかもしれませんが、マネジメント層が横との繋がりにおいても様々な仕組みを整えてくれており、それぞれが帰属意識をもちながら安心して働くことができています。
- RPOとして働く上で心がけていることはありますか。
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心がけていることは二つあります。一つ目は、クライアント企業に対し安心感と良好な信頼関係を築くことです。 例えば、様々な国籍の方がいるクライアントの企業でしたら文化や習慣などを理解し、尊重するために相手の話をとことん聞くこと、その上で相手のためになることを、謙虚に誠意を持って伝えることを大切にしています。
二つ目は、クライアント企業と候補者の成功です。 クライアント側が「この条件に合う人を採用したい」と要望したのに対して、企業戦略と市場感を踏まえて、 クライント企業のを成功を導くような候補者を提案しています。 私たちは、クライアント企業や候補者自身が気づいていない可能性を、事例やトレンドから想像し、未来に繋がるように橋渡しをすることが重要なことだと考えています。
- RPOの面白みを感じるのはどんな時ですか。
会社規模、日系外資系企業問わず、様々な会社のカルチャーの中で働くことを経験できるので、日々新たな発見ばかりで好奇心を刺激されます。それがRPOの面白いところかなと思います。また、採用にはある程度の原則はあっても絶対的な正解は少ないと思っていて、採用は人が行うものなので、ひと言で採用といっても企業や人事担当、転職希望者が変われば二つとして同じものはありません。企業規模や社会的影響、人事担当の人柄、働いている人などさまざまな変数で変わってきます。それを見極めて、それぞれのケースに合った提案を行っていくことにも魅力を感じています。
- RPOの価値について聞かせてください。
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RPOとして働くことは、クライアント企業の採用のお手伝いをし、課題解決に取り組むことで企業を成長させることがメインです。しかし、それだけではなく、採用活動の面から企業のブランディングを作っていくことも担っていると思います。会社は人々が作り上げるもので、RPOはその思いや熱量を共有し、導いていける仕事。そうしてたくさんの企業の会社作りに携わることができるので、そこに価値を感じています。
私はクライアント企業と同じベクトルで、採用に向き合うことのできるこの仕事が大好きです。日々夢中で仕事をしており、「とにかく楽しい」という気持ちで毎日が充実しています。
- RPOでチャレンジしたいことはありますか。
RPOは採用代行という業務がメインの部門ではありますが、企業と接する中で採用だけにこだわる必要はないと考えています。そのため、この経験を活かし採用ブランディングのような仕事もこれから積極的にしていきたいと思います。ブランディングや広報は、一見採用活動に関係ないに思われますが、実は密接な関係にあるので、それらをトータルでサポートできるようなプロジェクトをしてみたいですね。
- ※2024年2月現在の内容です
- キャリアサマリー
- 前々職
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大手通信会社 Community Manager
大手外資系IT企業の企業リサーチや、グループ横断の技術者コミュニティ運営に従事。
- 前職
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スタートアップ外資系企業 人事採用担当
人事採用担当として部門採用活動に携わる。
- 入社1~3年目
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RPO事業部 大手外資系ITコンサルティング担当
大手外資系ITコンサルティングファームにてクライアント企業の採用活動、企業の課題解決に貢献。
- 入社4~現在
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RPO事業部 大手外資系メーカー担当
採用活動のプロセス構築のための改善活動、効率化にむけたサポートを行っている。