Meet our Employees 社員インタビュー
「採用のプロとして現場にいる」と強く思うこと
池田 遼太郎(Ryotaro Ikeda)さん
2014年から5年弱、エグゼクティブサーチファームにてリクルーターとして医療業界向けの人材紹介業務に従事。その後、2019年にエンワールドRPO事業部(以降、enPower)に入社しRPOシニアリクルーターとしてバイリンガルである強みを活かし、これまで複数の外資クライアントの社内採用支援業務を経験。
- enPowerでの
仕事内容について
教えてください 入社以来、enPowerのRPOリクルーターとして、外資医療機器メーカーや大手外資ITなど計4つの企業で社内採用代行業務に携わっています。外資医療機器メーカーでは、スタートアップや老舗大手など、企業規模や種類の異なる3社にて中途採用全般の代行業務を経験しました。
現在は大手外資IT企業にて、新卒の採用代行業務をしています。
- 中途採用、新卒採用のそれぞれ具体的な業務経験を教えてください
外資医療機器メーカーの中途採用プロジェクトでは3社共通して中途採用に関わるすべての業務に携わりました。具体的には、インテイクミーティング(現場採用責任者との採用に関するミーティング)、求人表作成、求人掲載、応募者管理、書類選考、採用プロセス管理、エージェント対応、オファー作成・承認・面談、ソーシング、採用に関するレポート作成やデータ管理などフルサイクルの採用業務を担当しました。その他、明確な選考プロセスが定まっていないクライアントにおいては、プロジェクトマネージャと協力して選考プロセスを構築し、採用オペレーションの改善に携わった経験もあります。
採用職種に関しては、営業、マーケティング、研究開発系職、人事、経理、IT、サプライチェーンなど、企業におけるほぼすべての職種を担当しました。
新卒採用のプロジェクトでは、学生に向けたイベントの企画運営(ワークショップや座談会)、イベントベンダーとの打ち合わせ、インターシップ採用、採用マネージャーや面接官との打ち合わせ、学生へのイベント告知やオファー面談などの業務を行っています。
クライアントにもよりますが、一人で企業すべての職種にわたって採用を担当するケースや他にも担当者がいる場合は領域を分けて担当するケースもあります。RPOリクルーターには裁量権があり、自分が担当する職種においてはすべて採用責任を持って業務を行います。
- 外資系企業の
プロジェクト経験が
多いですが、英語を使って業務をする機会はどれくらいありますか? 経験した4社すべてのプロジェクトで英語を使いました。採用マネージャー、候補者、エージェント、その他日本語が話せないステークホルダーとは英語で会話します。
特に現在のクライアントは社内ミーティングが英語で行われる場合が多く、今までのプロジェクトの中で最も英語を使っています。
- エージェントからエンワールドのRPOリクルーターに転職した理由を教えてください
転職活動は、人材紹介のコンサルタント職と社内人事職の2軸で行っていました。
そんな中、エンワールド・ジャパンの面接を受けた際に、面接官にRPOリクルーターという選択肢を紹介されました。RPOはクライアントを一つに絞れること、成長性のある事業であること、エージェント時代に担当していたライフサイエンス業界の採用支援の知見を活かせる事に魅力を感じました。
また、社内人事職は未経験でしたので、エージェント時代の経験を活かしながら、徐々に社内人事業務スキルを習得し成長できるRPOリクルーターとして入社を決めました。
- 未経験から社内人事業務に携わり、苦労した事、活かせるエージェント時代に培ったスキルはありますか?
大手企業と取り組みを始めた時は、採用プロセスや会社のルール、複数のシステムの使い方、企業が求める採用基準の理解など最初は覚える事がたくさんあり大変でした。また、組織が大きければステークホルダーも増えるので、複雑な組織を理解するのも少し時間がかかりました。
新しく経験する業務も多いですが、エージェント時代に培った、クライアントとの期待値調整や候補者のサポート、業界情報、転職市場情報、他社情報などの知見を活かして、候補者クロージングやクライアントに対してのコンサルティングを行っています。
- RPOリクルーターとして働く魅力、面白み、やりがい、モチベーションは何ですか?
面白みとしては様々なクライアントで採用経験ができる事です。自分の場合、企業のプロジェクトの規模や業界の違いにより、様々なケースでの採用経験ができましたし、それぞれ異なる採用課題を見る事ができました。
過去のプロジェクトで培った経験を活かして、対応できる幅が広がりました。これはRPOの強みだと思います。また、複数の会社で採用経験をすることによって様々な人脈が作れるのも魅力の一つです。
RPOはクライアントワークが主な業務となるので、クライアントが求める採用目標を達成する事ができ、その実績を評価してもらいプロジェクトの契約期間延長やメンバー追加の依頼を受けた時や、自分が採用した候補者が入社して活躍する姿を見る事ができることはやりがいに繋がっています。
また、社内採用業務ではデータを扱ったり、レポートを作成したり、今後の採用戦略を考える業務が多いです。自分はそのような業務が好きなので面白みを感じています。その他、オファー作成もやりがいを感じる業務の一つです。面接評価、候補者の現年収、希望年収、他社提示給与、バジェット、現場からの採用に対する期待値など様々な要素を考慮しつつ現場の採用責任者にも候補者にも納得してもらえるオファーを作る必要があります。そのような点を考慮して作成したオファーを候補者が見て喜ぶ姿や、内定受諾をもらえた際に現場が喜ぶ姿を見るとモチベーションに繋がります。
- enPowerの
仕事環境や雰囲気を
教えてください 職場内の良好な信頼関係もあり働きやすい環境だと思います。多国籍の社員が在籍しているので英語を話す機会もあり、グローバルな雰囲気です。
RPOは各プロジェクトに1人アカウント管理をするプロジェクトマネージャが付きます。適切な時にはしっかりとサポートがあり安心して働けます。
- どのような人がRPOリクルーターに向いていると思いますか?
クライアントビジネスなので、柔軟性や適応能力は求められると思います。自分は「採用のプロとして現場にいる」と強く思うことは重要です。
クライアントは、採用手法の提案や人材のマーケット情報の共有、採用プロセスの改善を期待しているので、自信をもって真摯に対応することができる人が向いでいるのではないでしょうか。
- ※2022年12月現在の内容です